賃貸物件を借りる手順。
新たに物件を探し始める前の前準備とは。
いつ頃、物件を借りたいのか?をまずは決めましょう。時期がある程度はっきりしていないと物件探しがスムーズにいかない場合があります。また現在、賃貸住まいの方は、解約が大体1ヵ月~2ヵ月前予告になっているはずなので、解約届を忘れずに提出しましょう。なお物件の賃貸審査に不安がある方は解約届提出前に一度ご相談ください。
ちなみに、グレードアップや住み替えなどで良い物件があればという方は、どのような物件が希望なのかを具体的に決めておきましょう。その場合、解約届は本段階では提出しないでくださいね。テナントやオフィスについては、入居希望時期の3,4ヵ月前頃から行動しましょう。
また、荷物の搬出搬入など引越し作業が発生する場合は、各自で行うのか・引越業者に依頼するのか、この段階で決めておきましょう。
④決済金/契約・鍵渡し/引越など。
契約に関する重要事項の説明と諸費用に関する決済金をお支払いいただき、契約書を発行いたします。契約書類に記入押印と必要書類(住民票など)の提出をお願いします。必要書類は物件により異なりますので、お客様毎にご案内いたします。全ての書類が揃い不備がなければ、鍵をお渡しいたします。また、引越しに伴うライフライン(電気、ガス、水道)の停止・開始の連絡を行います。停止を必要としない場合は開始の連絡だけで大丈夫です。ガスの閉栓・開栓は立ち合いが必要になる場合があるので余裕をもって連絡入れましょう。郵便転居届は入居開始日より1週間前には提出しておきましょう。※諸費用とは、初月賃料、敷金・礼金、火災保険、保証会社費用、鍵交換代など物件契約にあたり必要とする費用一式です。物件毎などに応じて諸費用は変動します。
入居後の手続きを早めにしておこう。
引越しも終わり入居した後は意外とやることがたくさんあります。面倒だからと後回しにすると後々さらに面倒になることもしばしば…。一人一人状況等が違うので一概にこれが必要です!とは言い切れませんが、一般的に単身者が入居後に必要なことをまとめていきます。テナントやオフィスなどは、顧問税理士、法務局や税務署、管轄省庁などへお問い合わせください。
【行政関係の手続き】住所移動(住民票)、保険証、免許証など
【金融関係の手続き】通帳、クレジットカードなど
【その他の手続き】WEBサイト(例.楽天やヤフーなど)、携帯電話、各DM関係、定期購買サービス、学校、勤務先など
など、名前・住所を登録しているサービスに対しては原則住所変更の手続きが必要となります。初めの一回だけなので後回しにせず先に済ましておきましょう♪
また、全てを完璧に思い出して住所変更手続き完了は難しいと思うので、思い出したら順次すぐに行いましょう。
※郵便物の転居届によくある勘違い…旧住所に差し出された郵便物(郵便局を通した荷物)が新しい転居先に届く転送サービスであり、佐川急便やクロネコなどが配達する荷物は転送されません。よくある例.転居届を引越し前に完了し、引越し後にネットショッピングで商品購入したが旧住所に佐川急便より商品が配達されてしまった等。